豊橋市橋梁データベース'MATSU' 所見閲覧ページ
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_柏原橋の目視調査による所見一覧
タイトル 記入者 記入日時
2005年10月4日の目視調査山田聖志[ 2006-02-27 AM10:33 ]
橋梁耐震補強実施状況(H16松本幸大[ 2006-02-24 PM01:18 ]
2004年6月7日の目視調査山田聖志[ 2004-09-20 PM04:31 ]


2004年6月7日の目視調査
記入者:山田聖志
日時:[ 2004-09-20 PM04:31 ]
 柏原橋は間川に架かる橋長43.15m,全幅5.7mの鋼橋である。2径間からなり,橋の中央部はRC橋脚に支えられた単純合成H桁橋で,3本の主桁は800mmのH形鋼が用いられている。橋歴板には,適用示方書は鋼示1964年2等橋とあり,1972年3月に竣工し32年供用している。その間に塗装が塗り替えられて10年が経過した。主桁のフランジの角部に錆が発生している。県道69号線と平行する市道に位置し大型車の交通量が多い。そのため,床版は損傷が著しく,路面アスファルトにも亀の甲状のひび割れが全面に発生している。さらに,床版下面では床版支間中央にひび割れが多数みられ,その幅は約0.2〜0.5mm程度である。市街地側の支点近傍の床版は2個所で鉄筋が露出していた。支承部では特に損傷は認められなかった。遠望目視で橋脚を観察したところコンクリートのはく離と鉄筋の露出が認められた。桁かかり長はやや小さい。

(追記メモ)間川にかかる2径間単純鋼桁橋である。熱間圧延成形H形鋼(800*300)の3本の主桁で構成されている。昭和41年示方書のニ等級橋で,中部地方建設局の設計となっている。床版はRC造で添加物はない。採石場が近いためかダンプカーの通行頻度多く,舗装表面に多くのひび割れが存在する。床版のコンクリートが剥離し,約30cmの長さで鉄筋がむき出しで錆も発生しており,早急な補修が必要と認められる。橋脚にも,領域は小さいもののコンクリートの剥離と鉄筋の露出が数箇所見られる。15cmの段差の下で更に52cmの平坦部があるので,かかり長の拡幅工事は容易と考えられる。









Database 'MATSU' of Bridges in Toyohashi, Last Update : 27/05/2010
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